2008年11月22日

少々うんちく(親指シフトについて)

一連のパリ旅行記をアップしたら、はてなブックマークからのアクセスが。見てみたらどうも「親指シフト」が引っかかったらしいです。
ということで今回は、ベルリンに関係ないんですが、親指シフトのことを取り上げてみます。

親指シフトというのは、日本語を入力するためのキーボードの配列(あるいは入力方式)の一種です。日本語を入力するのにほとんどの人はローマ字入力を使っていると思います。かつては私もローマ字入力をしていましたし、今でもローマ字で書くことももちろんできます。
ただ、私の場合、右上腕部が腱鞘炎になりやすく、特にキー入力で右手を酷使するとすぐに右腕が痛くなって使えなくなってしまうという問題がありました。それで、最初はかな入力を練習しました。かな入力なら、同じ日本語の文章を入力するときにも、ローマ字よりもキーを打つ回数が少なくなり、その分腕への負担が少なくなるからです。
でも、かな入力は覚えにくかったです。自分で仕事用に買ったワープロ(こういうことを言うと歳がばれますが)に、かな入力練習のプログラムが付いていたので、それで一生懸命練習したのですが、小さい「ゃゅょっ」を入力するのにいちいちシフトキーを押す必要があり、かつキー配列もあちこち飛んでいて難しかったです。
そんなときに知ったのが親指シフトという入力方式です。
本来の親指シフトは専用のキーボードを使います。ちょうど中央にあるスペースキーのところが、右親指シフトと左親指シフトという2つのキーに分かれています。基本的にはキーボードのアルファベットの部分にかなが割り振ってあるかな入力なのですが、例えば「か」のキーを押す際に、右親指シフトと一緒に押すと「が」が、左親指シフトと一緒に押すと「え」が出る、という感じになっています。
さらに、専用キーボードがなくても普通のキーボードで親指シフトをできるようにするソフトがあり(変換キーと無変換キーを親指シフトキーにしてしまうものです)、これを見つけたために、私も親指シフトを始めることにしました。始めてみると、打鍵数も少なくて、キーもあちこち飛ぶことなく(アルファベットのある下3段のキーボードと親指で50音のかなが全部入力できます)、快適に入力することができました。
ただまあ、練習するのは大変でした。最初はキーボードカバーに親指シフトの配列を書いた紙を全部貼ってみたりしました。覚えちゃえばあとは関係ないんですけどね。

ということで、かれこれもう10年くらい、ずっと親指シフトを使っています。ソフトによっては親指シフトを想定していないがためにめんどくさい手間をかけないといけない場合もあるのですが、右腕が痛くなって書けなくなっては仕方がないし、明らかにローマ字より楽で速いので。
ちなみに、英語キーボードや今回のドイツ語キーボードでも親指シフトを導入していますが、これらのキーボードには日本語キーボードにある「変換」「無変換」のキーがないので、それぞれシフトキーと左Altキーに割り付けています。

結構重宝しているのですが、他方でこの方式を人に勧めるかというと、やっぱり覚える手間があるので簡単に勧めることはできないなぁと思います。本当に、覚えちゃえば、手数が少なくて済むし、間違いなく速いので、利点はあるんですけどね。

以上、完全な与太話でした。
そうそう、ベルリンは昨日の午前中、今シーズン初の雪が降りましたよ。夜にもまた降ったようで、今朝はうちの近辺はうっすら雪景色でした。
これから1週間の予報を見ると、最高気温がせいぜい1〜2度という日が続きそうです。来週からはいよいよジャンダルメンマルクトのクリスマスマーケットオープンし、年末までクリスマス気分です。・・・っていうことは一年で一番日が短くなる期間ということでもあるのですが。
posted by ponpon317 at 16:57| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Re: 魅力は打鍵速度にあらず(@総角)他3件
Excerpt: 親指シフトの魅力はどこにあるのか。http://agemaki.cocolog-
Weblog: 親指シフトウォッチ
Tracked: 2008-11-27 23:47