ドイツのテレビ中継を見ていましたが、正直両チームに対して手厳しかったです。何しろ、PKが終了した時点で、「退屈だった120分のあとにようやく感動の時が来た」というようなことを実況していましたし。
翌日になってスポーツニュースをチェックしましたが、同様の印象です。
例えば、
http://www.welt.de/die-welt/sport/article8232518/Paraguay-schlaegt-Japan-im-Elfmeterschiessen.html
「日本にはスペクタクルな個の能力が欠けており、パラグアイは概してその守備的なコンセプトを信頼していた。全員にとって苦しく長い120分間の後に、ペナルティキックによって勝負を決めることとなった」
http://www.fnp.de/fnp/welt/thema/zwei-stunden-trostlosigkeit_rmn01.c.7889975.de.html
そもそも見出しが「2時間のわびしさ」です。。。
「どうしてこんな弱い2チームが、世界王者のイタリアと1−1で引き分け、あるいは前ヨーロッパ選手権者のデンマークを3−1で退けたのか、疑問に思う。パラグアイと日本は、Unterhaching(バイエルン州のサッカーチーム、ドイツ3部リーグ所属)とGreuther Fürth(同2部リーグ所属)のように、ミスにとりつかれてボールをあらぬ方向に蹴り出していた」「マンオブザマッチにはいつものように日本の本田選手が選ばれたが、その理由は誰も分からない」
http://newsticker.sueddeutsche.de/list/id/1007766
「パスミス、正確性の欠如、遅いテンポ。躍動的な攻撃サッカーの代わりに、観客は悲惨と困窮の勝負を見ることになった。2時間もの間その忍耐力が厳しく試された」
「ハーフタイム後も両チームはハンドブレーキを引いたままだった」
こちらはオーストリアの記事ですが、
http://www.nachrichten.at/sport/wm2010/art56138,421770
「どうして日本とパラグアイがベスト16に残ったのかは、昨日の試合の様子からすれば謎である。」「トーナメントでは通常より良いチームが残るはずであるが、両チームは観客に分からないものを残しただけだった。」「フィールド上の22人の選手は、みな、ほとんど何も始められなかった。何か事故があればゴールが生まれたかも知れないが、それは起こらなかった。わずかなチャンスも、松井選手がバーに当ててしまい逃されてしまった。観客はゴールのない90分に加えて更に延長30分の間耐えなければならなかった。ペナルティキック合戦ではその穴埋めとして十分ではなかった」
・・・とまあこんな感じ。
ドイツのマスコミはきっとサッカーに対して見る目が厳しいんでしょうね。デンマーク戦の後は、「芸術的なフリーキックでトーナメントへ」なんてことを書いていたんですが。
かくいうドイツチームは次はアルゼンチンと準々決勝です。メルケル首相は南アフリカまで行って観戦するらしいです。政治の世界ではいろいろ忙しいと思うんですけど、ある意味さすがですよね。
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